マクロビオティック料理でおせちを作るという講座に参加してきた。
*献立*
・お雑煮 味噌仕立て
・七福なます
・長寿黒豆
・結び揚げ昆布
・杏きんとん
・豆腐の味噌松風焼き
・カボチャの伊達巻き
・初雪ごぼう
・椎茸の亀甲煮
・契りこんにゃくのピリ辛煮
・紅白花蓮根
・松竹梅(松葉銀杏・絹さや竹・紅白梅)
見ても美しく食べても美味しい!
正月のハレの日だからみりんが使われていた料理もあったけど
砂糖などの甘みは使っていない。
市販の砂糖いっぱいの伊達巻きは、以前から嫌いだったのだが、カボチャの伊達巻きは
ほのかに甘くて本当に美味しかった。自分でも是非とも作りたい!
味噌仕立てのお雑煮も絶品。白味噌と麦味噌が使われていて上品な甘みが特徴的。
助手さんたちがだいぶ下ごしらえをなさってくださってたので、
全てを4時間ぐらいで作ったがこれを1人で作るとなると何日かかるのやら。
でも、出来るだけ作ってみたいな。
・お雑煮味噌仕立て
里芋を鶴の子に見立てて縁起のよいお雑煮になっている。飾りも紅白の鶴と亀を型抜いてある。お味噌は上品に白味噌と麦味噌を使った。甘くて美味しい。
・七福なます
うすく切った蓮根でいろんな材料を巻いてある。はぐっと一口で食べたら様々な味が口の中に広がって驚きの美味しさ。
・長寿黒豆
おせち料理は型をとったり、飾りきりをしたりと野菜の切れ端が多く出る。これを使って黒豆と煮たのがこの料理だ。いろんな材料のうまみがでて残り料理で作ったとは思えない。野菜を無駄にしない精神は大切にしないとね。
・結び揚げ昆布
この昆布の結ぶ係りをしたんだ。小さいので結ぶのが大変。でも揚げたものを食べてみると小さい方が食べやすいことに気づく。大変でも小さめに結んで揚げよう。味付けは何もしないでも塩加減ばっちりだった。昆布によって塩気が違うので一口食べてから塩をしたほうがよいらしい。
・豆腐のけんちん揚げ
もめん豆腐とにんじん・きくらげ・大和芋が入った揚げ物だ。巻き簾で形作るのがおもしろかった。私も作ってみよう。
・杏きんとん
杏の甘みを使ったきんとんだ。フルーティーさがでていて、はまる人ははまる料理だろう。私はちょっと苦手かもしれない。でもまずいわけではないのよ。好みの問題だ。
・豆腐の味噌松風焼き
味噌の風味でこくがでて美味しかった。ここにもコーフーを使ってある。松風焼きにはけしの実を必ず使うんだよね。もっとけしの実は少なく散らしなさいとご指摘をうけた。これでは大嵐のようですってさ。
・かぼちゃの伊達巻き
甘み控えめで卵も魚もいれてない伊達巻きだ。材料は豆腐・南瓜・くず粉・パン粉・ごま油・シナモン・カルダモン・塩。K先生は豆腐料理にはカルダモンがあうとおっしゃる。確かにそうかも~♪
家でも作りたいな。
・初雪牛蒡
しんびき粉ってどこに売っているんだろう。近所には見あたらない。揚げ物するにも様になってきれいなんだよね。これも雪のようできれいだよね。しんびき粉欲しい。
・牛蒡の信田巻き
私は切り口に青海苔と七味をふったが、本当は青海苔だけのようだ。門松に見立ててるんだって。
・椎茸の亀甲煮
亀の甲羅のように干し椎茸をカットし、飾りに大根をくちなしの実でそめた鶴型で飾る。
・契りこんにゃくのピリ辛煮
「契りを結ぶ」にちなんだこんにゃく料理だ。生姜と七味唐辛子がきいて美味しい。
・紅白花蓮根
ビーツを使って蓮根を赤く染めてある。ビーツって本当にきれいに色がそまるんだね。
驚いちゃった。